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【アイマス】 伊織「湾岸署?」

153view

更新日2017-03-23 13:38:00

まとめ人:GLDNさん   (0)

10151
1以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/09(日) 13:58:16.20 ID:8gvBqHbm0

湾岸署



真下「秋の交通安全キャンペーンの一環として、あなたを湾岸署の一日署長に任命します」



パチパチ パチパチ



伊織「湾岸署の一日署長に就任しました、みんなのアイドル伊織ちゃんよ! よろしくお願いしまーすっ!」


パチパチ パチパチ










2以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/09(日) 14:12:09.67 ID:8gvBqHbm0

魚住「真下署長! 握手握手!」

真下「そう? それじゃあ」

伊織「はーい!」

魚住「ほら、カメラ撮って撮って。その次は僕もお願いしますね」

パシャ パシャ



青島「何あれ?」

和久「青島さん、ご存知ないんですか?」

夏美「今や飛ぶ鳥を落とす勢いの765プロの水瀬伊織ちゃんですよ。うちの子供も双海亜美ちゃん、真美ちゃんの大ファンでね〜」

青島「へ〜」

緒方「前も万代署の一日署長に、765プロの四条貴音ちゃんが就任したじゃないですか」











3以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/09(日) 14:17:10.72 ID:8gvBqHbm0

すみれ「ちゅるちゅる。やーねぇ、みんな鼻の下伸ばしちゃって」

青島「すみれさん、美味しそうだねそれ」

すみれ「あげないわよ?」

和久「あっ、そのカップラーメンも、今言っていた四条貴音さんがCMやってるやつですね」

青島「へぇ、そうなんだ」

すみれ「美味しいのよね〜、これ」

青島「ひとくちだけ」

すみれ「駄目」

青島「ケチ」










4以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/09(日) 14:27:48.44 ID:8gvBqHbm0

王「青島、書類出来た」

青島「王さん、青島『さん』ね」

王「日本語むじゅかしいね」

青島「いや、日本来てから結構経つでしょ?」



緒方「栗山、なに観てるんだ?」

栗山「765プロのライブのDVDです」

緒方「お前なぁ!」

青島「へぇ、どれどれ?」



青島「おお! みんな可愛いね〜!」










5以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/09(日) 14:31:56.25 ID:8gvBqHbm0










6以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/09(日) 14:56:20.05 ID:8gvBqHbm0

───




真下「いやぁ、サイン貰っちゃったよ」

魚住「僕も貰っちゃいました」

真下「妻と子供達も喜ぶだろうなぁ。確か伊織ちゃんとやよいちゃんのファンだったからさ」



真下「あっ、青島さん」

青島「どうしたの? 真下くん」

魚住「真下署長」

青島「ああ、署長。いや〜未だに慣れなくって。はははっ」

魚住「はははっ、じゃないよ全く」

青島「……すみません」










7以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/09(日) 15:27:48.04 ID:8gvBqHbm0

青島「で、なにか?」

真下「青島さん、また無茶な捜査をしたみたいですね」

青島「いや、特には」

すみれ「相変わらずね〜」

真下「すみれさん」

すみれ「こりゃ失敬」

真下「あのですね、それで本庁から怒られるのは、署長である僕なんですから」

青島「以後、気を付けます……」

真下「本当に頼みますよ!」










8以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/09(日) 15:32:06.15 ID:8gvBqHbm0

『警視庁から各局 港区台場 一丁目の高層ビルにおいて爆破事件発生 近い局は現場に急行せよ。繰り返す──』



青島「和久くん!」

和久「はい!」

青島「署長、行ってきます!」

真下「ちょっと青島さん! くれぐれも無茶はやめてくださいよ!」

青島「善処します!」



すみれ「こりゃ多分駄目ね〜」










9以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/09(日) 18:54:56.39 ID:8gvBqHbm0

水瀬第一ビル



青島「お疲れさん」

警官「ご苦労さまです!」

青島「状況は?」

警官「ビル内のワンフロアで爆発! 尚、二次災害の心配はないそうです!」

青島「被害者は?」

警官「爆発は小規模だった為、負傷者は警備員一名が軽い火傷を負ったのみであります!」

青島「そりゃよかった。……って従業員は?」

警官「残業0キャンペーンということで、館内には警備員のみだった模様です!」

青島「そりゃ羨ましい。うちも見習って欲しいものだねぇ」












11以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/09(日) 19:01:07.36 ID:8gvBqHbm0

和久「青島さん。周辺で聞き込みしたところ、目撃者はいないそうです」

青島「そうか……って、あれ? 『水瀬』第一ビル? 今日来た子も『水瀬』だったよね」

和久「ああ、本日いらっしゃった水瀬伊織さんは、この水瀬グループのご令嬢ですよ」

青島「へ〜、社長令嬢でアイドルねぇ」











12以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/09(日) 19:10:24.31 ID:8gvBqHbm0

警官「本庁捜査一課がお見えです!」



青島「本店のお出ましだ。中に入れそうもないし、一旦署に戻ろうか」

和久「そうですね」

青島「たぶん捜査本部がうちに建つでしょ」










13以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/09(日) 19:20:04.49 ID:8gvBqHbm0

───




湾岸署



魚住「久々の捜査本部ですね、署長」

真下「そうだね。戒名考えなくちゃ」

魚住「お供いたします」












14以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/09(日) 19:34:25.19 ID:8gvBqHbm0

神田「いや〜、爆破事件だって?」

秋山「そのようですな」

袴田「うちで捜査本部を開くことになりそうです」

神田「あら、大変じゃないの」

秋山「まったくですな」



真下「あっ」

神田「あっ」










15以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/09(日) 19:40:29.51 ID:8gvBqHbm0

真下「神田元署長、秋山元副署長。一体いつまで湾岸署にいるんですか?」

神田「だってねぇキミ、指導員を仰せつかっちゃったんだもん」

真下「もうそろそろ隠居でもしてくださいよ。それに袴田さんまで一緒になって。副署長の仕事をしてください」

秋山「いひひひひ」

神田「それよりもさぁ、捜査本部が出来るなら戒名考えないと」

袴田「ですな」

真下「戒名は署長の僕が考えますので。お引き取りください」

魚住「ささっ、こちらに」










16以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/09(日) 19:47:12.25 ID:8gvBqHbm0

神田「でもねぇ、キミには任せられないよ」

秋山「おっしゃる通り」

真下「いいえ! 僕が考えます!」

神田「じゃあさ、試しに言ってみなさいよ」

真下「え? 『台場高層ビル爆破事件』」

魚住「素晴らしい」

神田「それじゃあさぁ、余りにも捻りがなさすぎない? 仮にも大企業の水瀬グループなんでしょ?」

秋山「まったくですな」

真下「じゃあ、『水瀬ビル爆破事件』で」











17以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/09(日) 19:55:19.57 ID:8gvBqHbm0

神田「爆破事件だよ? もっと迫力がないと。例えばさ『水瀬ビル どっかーん爆破事件』とか」

秋山「お見事!」

袴田「さすが元署長!」



夏美「相変わらずですね、アレ」

すみれ「ほんと、しょうもない」









18以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/09(日) 20:24:25.94 ID:OlNlCpkXO
これは期待するしかないな






19以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 12:42:45.70 ID:dXV81GKH0
最近(と言っても大分前か…)の方の湾岸署だな






20以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 14:20:12.29 ID:WUSRvCx30

───




魚住「えー、それでは捜査会議を始めます」

一倉「事件の報告を」



刑事「はい。爆発があったのは18時45分頃、場所は台場にある水瀬第一ビルの14階。目撃者は無し」

刑事「使用された爆発物については、現在捜査中です」

刑事「爆発後に駆けつけたビルの警備員一名が手に火傷を負って軽症。命に別状はありません」



一倉「では、本日より被疑者確保に向けて全力を挙げてくれ」











21以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 14:42:47.24 ID:WUSRvCx30

青島「つまり、まだ何もわかってないってことね」

夏美「そうみたいですね」

和久「相手は大企業ですし、怨恨の可能性が高そうですね」

青島「かもね」



一倉「捜査の割り振りは追って連絡する。以上」









22以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 14:47:36.85 ID:WUSRvCx30

───




魚住「えー、捜査の割り振りが決まりました。強行犯係は周辺の聞き込み調査をお願いします」

青島「では、行ってきます」

魚住「あっ、待って青島くん」

青島「なんです? 課長」










23以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 14:55:58.88 ID:WUSRvCx30

魚住「青島くんには周辺警護をやって貰うことになりました」

青島「警護? なんの?」

魚住「ほんと、羨ましい限りだよ」

青島「?」



─────
───











24以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 15:00:47.93 ID:WUSRvCx30

765プロ



伊織「おはよう」

律子「あっ、伊織。なんだか大変だったみたいね」

伊織「一日署長のこと? 完璧にこなしてやったわよ」

律子「いや、そうじゃなくて……」

伊織「ああ、昨日の事件のことね。私には関係ないわよ。幸い被害も大したことないみたいだし」

律子「ならいいんだけど……」










25以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 15:05:33.41 ID:WUSRvCx30

P「伊織、本当に大丈夫か?」

伊織「しつこいわね! それよりも来週はライブでしょ? アンタこそ大丈夫なのかしら?」

P「ああ! 精一杯みんなのプロデュースするぞ!」

伊織「ふんっ、まあ少しだけ期待しててあげるわ! にひひっ♪」










26以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 15:38:43.25 ID:WUSRvCx30

P「じゃあ今日のスケジュールを発表するぞー」

律子「竜宮小町はテレビ局で営業ね」

P「春香、千早、真、雪歩、やよい、真美はレッスン。美希、響、貴音は雑誌の取材だ」

『はい!』

P「そして、来週は秋の定例ライブだ! 気合い入れていけよ!」

春香「楽しみだね、千早ちゃん!」

千早「そうね」

やよい「うっうー! がんばっちゃいますよー!」

真美「らくしょーでしょー!」










27以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 15:42:06.99 ID:WUSRvCx30

美希「あふぅ」

響「美希! もう少ししたら出発だぞ! 起きろー!」

貴音「では、その前に腹ごしらえを……」



小鳥「ふふっ、みんなこの調子なら問題なさそうですね」

P「ええ」










28以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 15:46:06.62 ID:WUSRvCx30

コンコン

「すみませーん」

小鳥「あら? お客様かしら?」



ガチャ

小鳥「はい、なんの御用でしょうか?」

青島「あっ、どうも。湾岸署の者です〜」



雪歩「ひぅ! ガサ入れ!?」

真「雪歩!?」











29以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 15:57:32.34 ID:WUSRvCx30

伊織「湾岸署?」

P「昨日は伊織が大変お世話になりました」

青島「あっ、こちらこそありがとうございました。みんな大喜びでしたよ。はははっ」

P「それは何よりです。それで、どのようなご用件でしょうか?」

青島「それが、実は一日署長とは別件のことでして」

伊織「?」










30以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 16:10:13.70 ID:WUSRvCx30

───




青島「──というわけで、水瀬家に対する怨恨の可能性もありますので、念の為に伊織さんにも警護を付けるという事に」

伊織「ふんっ、そんなもの必要ないわよ!」

P「伊織!」

青島「あれ? この子、昨日と態度が違くない?」

P「あ、あはは……」

伊織「と・に・か・く! 警護なんか必要ないわ! 帰って頂戴!」

青島「いやぁ、でも、もしもという事があるかもしれないから」

律子「そうよ伊織。念の為、刑事さんに付いていて貰った方がいいわ」

P「俺もその方がいいと思うぞ」

伊織「ぐぬぬ……」










31以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 16:16:01.49 ID:WUSRvCx30

伊織「はぁ……わかったわよ。でも邪魔にならないようにしてよね!」

青島「ははっ、善処します」

P「あっ、じゃあ我々の自己紹介を」

青島「実は部下にDVD観せて貰ったんで、みなさんの事はもう、バッチリです」

P「そうですか、ありがとうございます。それじゃあ僕の自己紹介を」










32以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 16:27:23.04 ID:WUSRvCx30

P「765プロのプロデューサーで、こういうものです」スッ

青島「これはご丁寧にどうも」スッ



青島「あっ、……昔サラリーマンやってたから、名刺出されると、ついね」

P「ははっ、なるほど」










35以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 16:41:15.15 ID:WUSRvCx30

青島「では改めまして……青島俊作、元都知事と同じ名前の青島です! 」



小鳥「わぁ! 懐かしいですね!」

青島「でしょ?」



亜美「誰それ?」

真美「わかんない」

亜美「はるるん、知ってる?」

春香「いやぁ、たぶん私が生まれる前っぽいし」

亜美「そっか」



青島「…………」

小鳥「…………」




青島「あ、あはは……」

小鳥「あはははは……」











36以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 16:47:53.07 ID:WUSRvCx30

律子「それじゃあ、竜宮小町はTV局に向かうわよー!」

青島「あっ、じゃあ俺も……」



小鳥「あずささん! あずささんなら知ってますよね!?」

あずさ「わ、私もちょっと記憶には……」

小鳥「そ、そんな!」



律子「あずささーん、行きますよー?」

あずさ「は〜い」



青島「時代は変わったねぇ……」










37以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 16:59:38.92 ID:tWXKhp/+0
青島幸男が都知事だったのが95年〜99年、亡くなったのが06年






38以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 17:24:38.93 ID:1UdmGrRBO
そうなんだ…30一歩前のオッサンだが初めて知ったよ






39以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 01:15:05.73 ID:0TX7aMaF0

青島「では、移動は僕の車で」

律子「すみません、よろしくお願いします」

亜美「ねーねー刑事のおじさん!」

青島「お、おじ……!?」

亜美「サイレン鳴らして行こうYO!」

律子「こら亜美!」











40以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 01:18:50.65 ID:0TX7aMaF0

伊織「……ねぇ、青島って言ったっけ?」

青島「?」

伊織「犯人の手掛かりとか、何かわかったの?」

青島「それが、まだ何も」

伊織「何よ、使えないわね」

青島「面目ない……」











41以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 01:30:16.87 ID:0TX7aMaF0

伊織「もし、水瀬の家の所為だったら……私……」



青島「…………」

伊織「…………」










42以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 01:32:29.58 ID:0TX7aMaF0

あずさ「ふふっ、伊織ちゃんは私たちに迷惑をかけたくないのよね?」

伊織「は、はぁ!?」

あずさ「そんなことは気にしなくていいのよ?」

伊織「べ、別にそんなつもりじゃ!」

亜美「んっふっふー! いおりんは相変わらずのツンデレですなー!」

伊織「何ですって!?」

律子「そうね。伊織には普段から迷惑かけられっぱなしだしね」

伊織「り、律子! アンタまで!」

律子「ふふっ」



ギャー ギャー










43以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 01:38:18.07 ID:0TX7aMaF0

青島「伊織ちゃん」

伊織「……何よ?」



青島「事件は必ず俺たちが解決するから」



伊織「ふんっ、当然じゃない! ま、精々頑張りなさいよねっ!」

青島「頑張ります!」










44以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 01:46:02.12 ID:0TX7aMaF0

台場 フ○テレビ



律子「それじゃあ行くわよ!」

D「あれ? 765プロさん?」

律子「あっ、ディレクターさん。お世話になっております」

竜宮小町「お疲れさまです!」

D「そうそう、ライブは来週だよね? バッチリ撮るから任せてね」

律子「はい、よろしくお願いします!」



青島「どういうこと?」

伊織「ライブの模様のドキュメンタリーを撮るのよ」

青島「なるほど」










45以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 01:50:41.48 ID:0TX7aMaF0

D「ん? そっちの人は新しいプロデューサーさん?」

律子「あ、その人は……」



青島「どうもお世話になっております。わたくし、青島と申します。以後お見知りおきを」

伊織「ち、ちょっと!」

青島「来週は我が765プロのライブの模様を取材していただけるとか。本当にありがとうございます」

D「え、ええ……」










46以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 01:56:30.28 ID:0TX7aMaF0

青島「ちなみに、他にはどんなお仕事を?」

D「え? バ、バラエティとか……」

青島「なるほど! バラエティですか、素晴らしい!」

D「ど、どうも」



青島「でしたら、765プロにはうってつけの人材がおります。律子くん資料を」

律子「え?」

青島「資料をお出しして」

律子「え? あっ、はい! えっとこちらです!」



伊織「ア、アンタ何者なのよ……?」

青島「これでもね、サラリーマン時代は営業で成績トップだったの」



─────
───











47以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 02:14:42.49 ID:0TX7aMaF0

765プロ



高木「はっはっは! 刑事さんが仕事を取ってくるとはねぇ。大したものだよ」

青島「いやぁ、それほどでも……あるかな?」

高木「はっはっは!」

律子「全く……あの時は何事かと思いましたよ……」



高木「ところで、キミは湾岸署の刑事といったね」

青島「?」

高木「実は、生前の和久さんには色々とお世話になってね」

青島「何か事件でも起こしたんですか!?」

高木「いやいや、そういわけじゃないんだが、私が上京した頃には色々親切にして貰ってね」

青島「あの人、お節介焼きなところがあるからなぁ」












48以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 02:19:01.37 ID:0TX7aMaF0

高木「いやぁ、それにしても気に入った! 是非765プロに欲しいくらいだよ」

青島「じゃあ、お世話になっちゃおうかな?」

高木「うむ!」



律子「警察官は副業禁止ですよ?」



青島「…………」

高木「…………」

律子「…………」



青島「だ、だよね……はははっ……」



青島「ははははは……」










49以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 01:12:07.23 ID:7/OYWtFX0

───




湾岸署



青島「お疲れさん」

夏美「あっ、おかえりなさい」

青島「どう? 何かわかった?」

和久「捜査本部でローラーをかけて、水瀬グループに恨みがありそうな人物を当たってみているんですが、まだ何も……」

青島「そうか」

緒方「やっぱり水瀬家に個人的な恨みを持ってる人物なんでしょうか」

青島「うーん……」









50以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 01:15:06.26 ID:7/OYWtFX0

夏美「青島さんの方は?」

青島「こっち? 今のところ変わったことは起きてないかな」

すみれ「どうせ可愛い子たちに囲まれて、デレデレしてるんじゃないの?」

夏美「ありえる」

青島「あのねぇ!」

すみれ「こりゃ失敬」










51以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 01:17:28.72 ID:7/OYWtFX0

栗山「青島さん」

青島「どうしたの?」

栗山「765プロで来週ライブがあるんですよね?」

青島「うん、確か」

栗山「捜査費用でライブのチケット取れますか?」

青島「ライブのチケットか……」



青島「…………」



青島「いや、ダメに決まってるでしょ」










52以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 01:32:35.17 ID:7/OYWtFX0

青島「まぁ、何か進展あったらすぐ連絡して」

和久「はい!」

栗山「僕は水瀬グループでリストラにあった人物とかを調べてみます」

青島「お願いね」



配達員「どうも、カエル急便です。サインお願いしやす」

青島「あっ、王さんお願い」

王「自分でやれよ。……これでいいか?」

配達員「どうも。ありがとうございやす」



配達員「…………」










53以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 01:35:10.15 ID:7/OYWtFX0

───




961プロ



配達員「ダンナ、何個か情報仕入れやしたぜ」

黒井「ほう。これはこれは」

配達員「じゃ、あっしはこれで」

黒井「ウィ。ご苦労」



黒井「…………」










54以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 01:56:10.80 ID:7/OYWtFX0

警察庁



室井「…………」

長官「来たか、室井くん」

室井「どのようなご用件でしょうか」

長官「水瀬グループのビルで起きた爆破事件のことは知っているね?」

室井「はい」

長官「実は、君に本部から指揮を取ってもらいたいのだが」

室井「私が?」










55以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 02:01:50.47 ID:7/OYWtFX0

長官「それから、これからは所轄の刑事を排除して、本庁の捜査員のみで行う」

室井「それは……!」

長官「水瀬グループが与党にも多大な影響を与えているのは知っているだろう」

室井「…………」

長官「政府からの要請でね、それなりの立場にいる人間に指揮を取ってもらいたいのだよ」



長官「やってくれるね?」



室井「…………」










56以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 02:16:31.87 ID:7/OYWtFX0

─────
───




湾岸署 刑事課



青島「どういう事ですか署長! 所轄が事件から外されるって!」

真下「なにせ上からの突然の命令で、僕にもサッパリ」

青島「室井さんは何をやってたんだ!」

魚住「青島くん、落ち着いて」

すみれ「案外、政府からの要請だったりして。水瀬グループって大企業だし、色々あるんじゃない?」

青島「…………」

真下「あっ、青島さんは引き続き伊織さんの警護をって」

青島「……わかりましたよ」

真下「みんなは通常通りの業務に戻って! はい、解散!」










57以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 07:34:37.50 ID:ZYknfbXGo






58以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 11:44:26.14 ID:7/OYWtFX0

───




765プロ



青島「…………」

伊織「なによ、辛気臭い顔しちゃって」

亜美「何か事件の予感ですなぁ」

青島「…………」

伊織「なにがあったのよ」












59以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 11:48:39.22 ID:7/OYWtFX0

青島「実は事件を外されちゃった」

伊織「はぁ? アンタ必ず事件を解決するって言ってたのに、使えないわねぇ」

青島「ごめん……」

亜美「どうして外されたんだい? まさか刑事のおじさん、何か凶悪事件を引き起こしたんじゃ!」

伊織「なんですって!?」

青島「ちょっと待って! なんで俺がそんなこと!」










60以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 12:00:56.63 ID:7/OYWtFX0

伊織「じゃあ、どうしてよ」

青島「君たちに言ってもわからないだろうけど、捜査は本店……えっと、本庁の刑事がやるから、俺たち下っ端は捜査するなって」

亜美「ふーん」

伊織「それでほいほい従っちゃったわけね」

青島「ほいほいって……」

亜美「あっ、でもそれって亜美たちが出た運動会の話に似てない?」

青島「運動会?」



P「亜美ー! レッスンの時間だぞー!」

亜美「はーい! それじゃ、いおりん、おじさん! 亜美はもう行くね!」

伊織「ええ、いってらっしゃい」

青島「いってらっしゃい」

亜美「じゃ〜ね〜!」










61以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 12:12:08.19 ID:7/OYWtFX0

伊織「実は前に……そうね、私たちがまだそこまで売れてなかった時代。番組でアイドルの運動会があったのよ」

伊織「それで結構良い成績を残してたんだけど、番組の上層部は私たちみたいな無名の事務所が優勝するなんて……みたいなことになってね」

伊織「有名な事務所が優勝するように、色々な圧力や動きもあったみたい」

青島「…………」



伊織「でも優勝してやったわ。もちろんみんなの力を合わせた結果だけど」

伊織「これは後から知ったんだけど、社長やプロデューサーも色々尽力してくれてたみたい」










62以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 12:20:21.59 ID:7/OYWtFX0

伊織「まぁ、亜美が言っていたのはそういうことよ。私たちも色々な圧力に潰されそうになったことがあるってね」

伊織「でも私たちはそれに屈しなかった。そして勝利を勝ち取ってきたのよ」



伊織「って、なんでアンタにこんなことを話さないといけないのかしら!」

伊織「ねぇ、ジュースを持ってきてちょうだい! もちろん果汁100%のやつね!」

伊織「ちょっと! 聞いてる?」



青島「…………よね」

伊織「え?」










63以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 12:37:29.64 ID:7/OYWtFX0

青島「そうだよね! その通りだ!」

伊織「い、いきなり何よ!」



青島「そうだよ! なんで素直に従っちゃてたんだろう!」

青島「確かに俺たちも、過去に何度も色々な圧力が掛かってた」

青島「それでも俺たちは屈さず、いつも自分たちの信念を貫き通して、跳ね除けてきたんだ!」



青島「……それに室井さんもきっと何とかしてくれる!」

伊織「誰よ室井って!」

青島「ありがとう伊織ちゃん! おかげで目が覚めたよ!」



青島「よーし! 必ず被疑者は俺たちが捕まえてみせる!」

伊織「そ、そう。まぁ、精々頑張りなさいよね、にひひっ♪」

青島「やるぞ〜!」










64以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 13:11:16.31 ID:7/OYWtFX0

伊織「それより喉が渇いたってば! 早くオレンジジュースを持ってきてよ!」

青島「かしこまりました、お姫さま」

伊織「ふんっ!」



青島「えーっと、冷蔵庫は……あれ? 小鳥さん?」

小鳥「ぎくっ」

青島「何やってんの?」

小鳥「えーっとですね……これは〜」



伊織「あっ! 小鳥! アンタまたサボってテレビを観てたわね!」

小鳥「ち、違うのよ! 伊織ちゃん!」

伊織「これは律子に報告しないとね」

小鳥「待って! 本当に違うのよ!」

伊織「問答無用」

小鳥「だって! この番組ってCGを使ってないから迫力が凄いのよ!」

伊織「そんなの知らないわよ!」



ギャー ギャー



青島「ははは……」



─────
───











66以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/15(土) 09:36:44.14 ID:B98J355s0

湾岸署



青島「おはよう!」

栗山「あっ、青島さん」

青島「どうしたの?」

栗山「水瀬グループの辞めた人間を色々調べてみたんですけど」

和久「僕もいくつか回ってみました」

青島「君達、捜査外されたのに調べてたの?」

夏美「私たちがそんな事でやめると思います?」

青島「いい部下を持ったなぁ〜。……それで?」

和久「残念ながら手掛かりになりそうなものは……」

栗山「こっちもです」

青島「そうか……」










67以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/15(土) 09:48:33.89 ID:B98J355s0

夏美「あっ、そういえば明後日に765プロのライブあるんですよね?」

青島「ああ、そういえば」

夏美「いいなぁ。私も見に行きたかった」

青島「いい子たちなんだけど、色々と大変だよ?」



真下「いた! 青島さん!」

青島「真下く……署長。どうしたんです?」

真下「実はですね、例の事件の指揮を室井さんが執るそうですよ」

青島「室井さんが!?」

真下「僕もたまたま聞いたんですが、間違いないです」

青島「でも、なんで?」

真下「普通は室井さんのポジションで捜査指揮をすることはあり得ないですから、相当上からの命令ですね。たぶん政府とかの」

青島「なるほどねぇ」

真下「あっ、この事は内密に!」

青島「大丈夫。口は堅いから」

真下「頼みますよ! それじゃ」



青島「室井さんがねぇ……」










68以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/15(土) 09:49:42.91 ID:B98J355s0

青島「あっ、和久くん!」

和久「はい?」

青島「ひとつ調べて貰いたいことがあるんだけど」

和久「?」



─────
───











69以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/15(土) 09:55:24.24 ID:B98J355s0

二日後、台場ライブ会場



青島「凄いなぁ! 本当にここでやるの?」

伊織「当たり前でしょ! 早く控え室に行くわよ! もうみんな準備してるでしょうし」

青島「はい、急ぎます」











70以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/15(土) 09:58:17.48 ID:B98J355s0

控え室



伊織「みんなお待たせ!」

やよい「あっ! 伊織ちゃん!」

伊織「おはよう、やよい」

青島「控え室も豪華だねぇ〜」



「そうそう。ここが美味しいのよ」

「それはまことですか! 是非一度味わってみたいものです」



青島「ん?」










71以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/15(土) 10:05:12.30 ID:B98J355s0

「それじゃあ、今度連れてってあげる」

「是非お願いいたします!」



青島「すみれさん!?」



すみれ「あら、青島くん」

貴音「おはようございます、青島殿」

青島「おはよう……じゃなくて! なんですみれさんがいるの!?」

すみれ「なんでって応援に来てあげたんじゃない」

青島「聞いてないって!」

すみれ「あれ? そうだったかしら。 あっ、貴音ちゃん。それでここのお店のラーメンがまた絶品でね」

貴音「なんと! 流石はすみれ殿!」



青島「しかも打ち解けてるし……」











72以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/15(土) 10:10:06.06 ID:B98J355s0

P「みんな揃ったか? そろそろミーティングを始めるぞー!」

全員『はい!』



すみれ「いい子たちね。他の子にも色々オススメ聞かれちゃった」

青島「……そう」










73以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/15(土) 10:18:09.43 ID:B98J355s0

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